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特集

かおりをたのしむアート特集

香りと共に、思い出を保管して

ニュイ・ブランシュKYOTO2018のテーマは「五感」。ということで、らくさいアートスタイル、五感でたのしむアートを全5回に分けて特集してゆきます。第5回目、最終回の今回は「かおり」特集。
紅茶にひたしたマドレーヌのかおりで遠い日の記憶を鮮明に思い出した――「プルースト現象」なんて言葉があるように、香りと記憶が強く結びついていることはみなさまもご存知の通り。らくさいアートスタイルで不意に感じた香りを、ちょっとした思いを、いつの日にか、ふと思い出していただければ本望です。

フードブース

香りといえば、やっぱり食べ物や飲み物は外せません。フードブースに近付くと、ジューシーなお肉の香りや、落ち着くコーヒーの香りが広がります。人間、食欲にはめっぽう弱いですね。
食べることで満たされるのがお腹だとすると、香りで満たされるのは心かもしれません。いい香りと、おいしいお味は2つで1つ。ぜひ香りを感じて味わって、お腹も心も満たしてください。

洛西のマリーゴールド染めワークショップ

実際に洛西の小学生が育てたマリーゴールドを使ってハンカチを染めるワークショップです。
煮出されたマリーゴールドの香りは、まるでハーブティーのようなのだとか。染まりやすくするために熱を加えるので、その際にも香りを楽しんでいただけるはず。
染めの体験、色と同時に、香りもたのしみにしていてくださいね。

見つけて感じて日本画ワークショップ

対象物をじっくり観察して、墨と顔彩で日本画を描いてみるワークショップです。一見難しそうですが、お子様にもかんたんにチャレンジしていただけます。
なぜだか心が落ち着き、懐かしい気持ちになる墨の香り。お子様だけでなく、親子で楽しんでいただくのもおすすめです。墨といえばなかなか汚れが落ちにくいですが、こぼれにくいよう対策もしていますので安心してお楽しみいただけますよ。

ワークショップ「空をキャンバスにして油絵を描こう!」

油絵の具を使って空を描くワークショップです。
以外と好き? ちょっと苦手? 人によって感想の分かれる香りかもしれません。私は油絵の具や溶剤、筆洗油の香りは好きです。昔の思い出があるからですね。今は苦手でも、らくさいアートスタイルの記憶とセットになることで、いつか「懐かしい香り」になるかもしれません。でも嗅ぎすぎにはご注意くださいね。

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