
後山直大/Ushiroyama Naohiro
高槻市出身の唄い手。
2009年よりギターや歌を始め、同時に楽曲製作を開始。2010年より大阪・京都を中心にライヴ活動を展開。
2015年3月21日、ワンマンライヴ『縷々として、涙』では、100名近い動員数を果たす。
憂いの中に救いを、切なさの中に愛を、優しさの中に毒を。それらを持ち合わせた内面、紡ぐ言葉たち。
水墨画、活け花、水滴を落とす紫陽花など、あらゆる形で評される極繊細な音を静寂に紡ぐ、「アンビエント」で括ってしまうには、あまりに勿体ない独特の音楽性とルックス。そして第一声で心を掴む歌声の持ち主。
複雑なものを可能な限り削ぎ落とした引き算の美学による、圧倒的空間系の弾き語りから作り出された音たちは、憶えの無い懐かしさすら思い起こす。
音楽ジャンルは、文学。
2018年8月、火灯し喫茶すずかげをオープン。
今回らくさいアートスタイルへは「ストリートライブ」で参加。
「古き良き日本の詩を愛してこられた方々へ。私は、昨今、忘れられがちである「日本語の美しさ」に重きを置いております。「音楽」があまりに、楽しむだけの「娯楽」として扱われ過ぎていて、情緒や風情が損なわれている様に感じております。儚さや愁いなど、どうにもならない切ない気持ちを想い出してもらえると幸いです。」