ストリートライブのお話
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さいきん上桂に引っ越しました。カーテンがないので日焼けが止まりません。
ストリートライブ、いかがですか?
みなさんも、駅前や街中でストリートライブを行うミュージシャンの方を見かけたことがきっとありますよね。
「ついついいつも足を止めて聴き入ってしまう」なんて人もいれば、「なんとなく存在は認識しているけど、そう言えばまじめに聴いたことはなかったかも」なんて人も少なくはないかもしれません。
今回らくさいアートスタイルでは、ひとつの大きな仕掛けとして、10月6日(土)、会場内のあちこちで随時ストリートライブが行われます。
参加してくださるミュージシャンの方々は、なんと合計17組。ふだんからストリートで活動している人もいれば、ふだんはライブハウスをメインに活動している人までさまざまです。こんなに一挙にストリートライブが味わえるイベントも、なかなかめずらしいのではないでしょうか。
普段は急いでいたり人目が気になってしまったりで、足を止めてストリートライブを聴くことが難しいという方も、この機会にぜひじっくりと耳を傾けて、新しい音楽との出会いを楽しんでみてくださいね。
距離の近さを楽しんで
ストリートライブの魅力は、なんといっても「距離の近さ」ですよね。それはもちろん、ステージに上がらないが故の物理的・心理的な近さであり、なにより「生活に近い」ということでもあります。
そう、らくさいアートスタイルのもうひとつのテーマでもある「生活のなかにアートを」という文句とストリートライブは、非常に近いところにあるのです。
「ニュイ・ブランシュ」発祥の地であるフランス・パリでも、毎日街のいたるところでストリートライブが行われています。海外では日本よりも路上ライブが盛んで、路上に限らずBarなんかでも生演奏があることがめずらしくないため、普段から生活の中に生の音楽があることに慣れているのですね。
お客さんも慣れたもので、曲と曲のあいだにはコインスローでの投げ銭が飛び交います。海外ではなんと、コインスローがしたくてチップをくれるなんて人もいるのだとか。かっこよくありがとうを伝えたい、みたいな。この感覚って素敵ですね。
「ありがとう」を伝えてみてください
日本人はなかなか投げ銭をしませんが、じゃあ日本人がよろこんで支払うもので、なんとなく投げ銭に近いもの……と考えたとき、神社の「お賽銭」や、トレヴィの泉を模した噴水なんかが頭を過ぎりました。あれも、人によって投げ入れるお値段はさまざまですね。(正確に言うとお賽銭は「投げ」ちゃダメなのでしょうけど)
でもふしぎととお賽銭を入れたくなっちゃう。これってなぜなんでしょう。もはや日本人の性ですね。
あと、やっぱりストリートライブでは目の前に人がいるから、どうしても照れちゃうんですよね。ああ、日本人らしい答えが出てきました。今回らくさいアートスタイルでは、ぜひ照れずにRAS券を使ってみてくださいね。

初めての「投げ銭」って結構緊張するものですが、実は、一度やると割とハマっちゃいます。目の前で相手に感謝の気持ちを伝えられるのって、結構気持ちよかったりしますよ。この機会に、ぜひ一度投げ銭にも、気負わず気楽にチャレンジしてみてください。